遠くまで

更新停滞中です。

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
<< 本年もよろしくお願いいたします。 | 櫻井さん、お誕生日おめでとう! >>

「まっさらな始まりの日」その1

1月1日の朝日新聞朝刊の広告特集、ご覧になりましたか? そう、「もう一人の嵐たち」の物語です。
似たような企画としては以前のau「もし僕らが、嵐じゃなかったら。」シリーズ(あの時の書き手は辻仁成さん!)を思い出しますが、今回は5人の作家さんがそれぞれに書いておられます。
その感想みたいなものを、これから一話ずつ。
結構、勝手な読みになるので、苦手な方もおられるかもしれません。この先はたたみます。

まず最初は、井坂幸太郎さんによる二宮さんのアナザーストーリー「Eの874」。
主人公は「同業他社とは比較にならない会社の規模、潤沢な予算を武器にする」会社のやり手社員です。この主人公のちょっと皮肉っぽいところとか、「何を考えているのか分からない。が、仕事はできる」「冷淡だが、優秀だ」と周りから思われているところ、そしてそれを特に気にしている様子もないところなんかが、二宮さんのイメージからきているのかな〜とニヤリ。この特集の最後のページで二宮さんも主人公に「共感できる部分はあった」と言っています。

そんな主人公ですが、実は子供の頃は「野球選手になりたかった」んですね。ここは完全に実際の二宮さんとリンクしています。こういうディテールがいかにも「もう一人の嵐たち」な感じで、ファンにとっては嬉しいですよね。
さて、子供の頃は判官贔屓だった彼ですが、大人になってからはすっかり判官とは逆の立場になってしまっていました。つまり強者の立場、キーワードとなる「物量作戦」で成果を出してしまう側ですね。

しかし、突然「激しい嵐」が起こり、さらに同行の女性の後輩によって「E番線の874号車」なる場所を目指そうとしていたところ、不思議な光景を目にすることになります……。

注目は、この一連のできごとのきっかけになるのが「嵐」であるところ。
そしてもう一つ、皮肉屋の主人公は野球少年の頃の自分に出会って「笑い方を思い出す」ところですね。それも、卑下とまではいかなくても、おそらく自分の中でどこか後ろめたく思っていた「物量作戦」を、子供の頃の自分は否定しない。むしろそれを利用して、主人公にメッセージを送るのです。
風が吹けば桶屋が儲かって、雨が降れば親子が再会を果たし、嵐が来たらたくさんの素敵なことが起こる。そして、嵐によって主人公はそれまで忘れていた「笑い方」を思い出す、そんなイーハナシ。ラスト、後輩の声が聞こえることで、現実とのつながりを示すところも面白い。

一話目はそんなお話でございました。


嵐さん | comments(0) | -

スポンサーサイト

- | - | -

COMMENTS

COMMENT FORM